W3C

【注意】この仕様の正式版は、W3Cのサイト内の英語版のみです。また、この翻訳は原文と技術的に等価であることを意図していますが、誤訳がありうることは留意してください。

オーサリング・ツールのアクセシビリティ指針 1.0 石川准監訳

W3C勧告 2000年2月3日

本バージョン:
http://www.w3.org/TR/2000/REC-ATAG10-20000203
(プレーン・テキストHTMLのgzip tarファイルHTMLのzipアーカイブPostScript, PDF)
最新バージョン:
http://www.w3.org/TR/ATAG10
旧バージョン:
http://www.w3.org/TR/1999/PR-WAI-AUTOOLS-19991026
編集者:
Jutta Treviranus - ATRC, University of Toronto
Charles McCathieNevile - W3C
Ian Jacobs - W3C
Jan Richards - University of Toronto

要約

この仕様は、Webオーサリング・ツール開発者向けの指針を提供します。この仕様の目的は2つあります。すなわち、アクセス可能なWebコンテンツを作成するための開発者によるオーサリング・ツールの設計を支援すること、および開発者によるアクセス可能なオーサリング・インターフェースの作成を支援することです。

オーサリング・ツールは、プロンプト、警告、チェックおよび修正機能、ヘルプ・ファイル、自動化ツールを通じて、ユーザー(「作成者」)によるアクセス可能なWebコンテンツの作成を可能にするとともに、促進および支援します。すべての人々がコンテンツにアクセスできるようにするのと同様に、すべての人々がコンテンツを作成できるようにすることは重要です。したがって、この情報の作成に使用されるツールは、それ自身アクセス可能でなければなりません。この指針を採用することは、より広範囲の読者が読むことができるWebコンテンツと、より広範囲なユーザーが使用できるオーサリング・ツールの普及に寄与します。

この文書は、W3C Webアクセシビリティ・イニシアティブ(WAI)が発行するアクセシビリティ文書シリーズの1つです。

この文書のステータス

このセクションでは、本書の発行時点におけるステータスについて説明します。本書は他の文書によって置き換えられることがあります。この文書シリーズのステータスは、W3Cにおいて管理されています。

この文書は、W3Cメンバー、その他関係者によってレビューされ、理事によりW3C勧告として承認されています。これは、持続的な文書であり、参考資料として使用したり、別の文書から標準として引用することもできます。勧告の作成におけるW3Cの役割は、仕様に対する関心を引き、幅広い普及を促進することです。このことはWebの機能と普遍性を向上します。

一連の作業ドラフトにおける変更記録が入手可能です。

作業グループの決定事項について詳しくは、AUWG会合の議事録を参照してください。

この文書は、Webアクセシビリティ・イニシアティブ(WAI)の一環としてオーサリング・ツール・アクセシビリティ指針作業グループ(AUWG)(AUWG)によって作成されました。作業グループの目標については、AUWGの宣言に記されています。

この文書に関するご意見は、w3c-wai-au@w3.org (パグリック・アーカイブ)パブリック・メーリング・リストへお送りください。

この仕様の英語版が唯一の標準です。翻訳版については、http://www.w3.org/WAI/AU/ATAG-TRANSLATIONSを参照してください。

この文書の既知の誤りは、http://www.w3.org/WAI/AU/ATAG-ERRATAから入手可能です。この文書に関する誤りが見つかった場合は、wai-atag-editor@w3.orgにご報告ください。

作業草稿やノートを含む、現在のW3C勧告およびその他の技術文書は、http://www.w3.org/TRにあります。

目次

この文書の付録[ATAG10-CHECKLIST]には、すべてのチェックポイントが参照に便利なようにリストされています。


1. 序文

本指針において「オーサリング・ツール」という用語は、Webコンテンツの作成に使用される次のような広範囲のソフトウェアを表します。

この文書の目標は、次のように規定されます。すなわち、オーサリング・ツールが障害の有無に関係なく作成者にとってアクセス可能になること、オーサリング・ツールがデフォルトでアクセス可能なコンテンツを作成すること、作成者によるアクセス可能なコンテンツの作成を支援および促進することです。Webの大部分のコンテンツは、オーサリング・ツールを使って作成されるため、オーサリング・ツールは、Webのアクセシビリティを保証する上で重要な役割を担っています。Webは、情報を受け取ることと、情報を伝えることの両方の手段であるため、作成されるWebコンテンツとオーサリング・ツール自身の両方がアクセス可能であることが重要です。

これらの目標を達成するには、オーサリング・ツールの開発者が、アクセス可能な標準(例、HTML 4)への適合を保証し、アクセシビリティ問題をチェックおよび修正し、適切な文書やヘルプを提示および提供するといった手段を実施しなければなりません。この指針で取り扱うアクセス可能なコンテンツの具体的構成ついては、『Web Content Accessibility Guidelines 1.0(Webコンテンツ・アクセシビリティに関する指針1.0)』[WCAG10]に基づいています。また、この指針では、一般的にアクセス可能なソフトウェア設計を対象とした既存の仕様をそのまま再現するのではなく、他の資料に基づいています。現在の指針は、作成者への柔軟な編集ビュー、ナビゲーション支援、表示プロパティへのアクセスの提供など、Webオーサリング・ツールに固有のアクセス可能な設計項目を取り扱っています。

この指針に記述されている原則は、同様のニーズを持つ障害のない多くの人々にとっても有益なものとなるでしょう。具体的には、音声の使用が現実的ではない、騒音の大きな環境や静かさが求められる環境で働く人々、ほかの作業に目を集中し、画面を見ることができない人々、画面が小さく、キーボードやマウスを持たない小型モバイル・デバイスを使用する人々などです。

『Techniques for Authoring Tool Accessibility Guidelines 1.0(オーサリング・ツールのアクセシビリティに関する技法の指針1.0)』[ATAG10-TECHS]という表題の別の文書では、各チェックポイントをどのようにして満たすかに関する提案や例を提供しています。また、ツールが各チェックポイントをどのように満たすかに関する追加情報を提供する他のアクセシビリティ資料(プラットフォーム固有のソフトウェア・アクセシビリティ指針など)も紹介しています。読者は、技術文書とともに、『Techniques for Web Content Accessibility Guidelines 1.0(Webコンテンツのアクセシビリティに関する技法の指針1.0)』[WCAG10-TECHS]および『Techniques for User Agent Accessibility Guidelines 1.0(ユーザー・エージェントのアクセシビリティに関する技法の指針1.0)』[UAAG10-TECHS]の内容を詳しく理解しておくことを強くお勧めします。

注意: [ATAG10-TECHS]にある技法は、説明のための例に過ぎません。チェックポイントを満たすために、[ATAG10-TECHS]で述べられていることに加え、またはそれに取って代わるような戦略を使用することも可能です。

注意: この文書に適合するオーサリング・ツールは、アクセス可能なWebコンテンツの普及を促進し、障害の有無に関係なくすべての人々にとって使いやすいものになります。また、必ずしも不的確とはいえない状況(例、特定の動機を持つ作成者が使用するテキスト・エディタ)で、この指針には適合しないアクセス可能なコンテンツを作成したり、特定の障害を持つ作成者に対して、この指針には適合しないアクセス可能なインターフェースを提供するようなオーサリング・ツールもあります。

1.1 指針の構成

この文書にある7つの指針は、アクセス可能な設計のための一般原則です。各指針には、次の項目があります。

各指針のチェックポイント定義は、オーサリング・ツールがその指針に従うための要件を指定しています。それぞれのチェックポイント定義には、次の項目があります。

各チェックポイントは、検証が可能なように十分な具体性を持つとともに、それを満たすために開発者が最適な戦略を自由に選択できるように十分な一般性を持つ内容になっています。

この仕様の付録[ATAG10-CHECKLIST]では、参照に便利なようにすべてのチェックポイントがリストされています。

1.2 チェックポイントの優先度

各チェックポイントは優先度を持っています。優先度は、この仕様の目標を満たす上でチェックポイントが持つ影響の大きさを反映しています。目標には、次のものがあります。

優先度は、次のようにして割り当てられます。

[優先度1]
チェックポイントが目標の達成にとって不可欠である場合。
[優先度2]
チェックポイントが目標の達成にとって重要である場合。
[優先度3]
チェックポイントが目標の達成にとって有益である場合。
[相対的優先度]

Webコンテンツの生成、作成、またはチェックを参照するチェックポイントには、複数の優先度を持つものがあります。この優先度は、『Web Content Accessibility Guidelines 1.0(Webコンテンツ・アクセシビリティに関する指針(WCAG)1.0)』[WCAG10]における優先度に対応しています。

  • WCAG 1.0において優先度1の要件であるコンテンツの特徴に関するチェックポイントを満たす場合は、優先度1です。
  • WCAG 1.0において優先度2の要件であるコンテンツの特徴に関するチェックポイントを満たす場合は、優先度2です。
  • WCAG 1.0において優先度3の要件であるコンテンツの特徴に関するチェックポイントを満たす場合は、優先度3です。

例:

  • イメージやオーディオのテキスト等価物を提供することは、それがないと、1つまたは複数のグループの人々が情報にアクセスできなくなるため、WCAG 1.0における優先度1の要件です。したがって、オーサリング・ツールがこの種のコンテンツと等価な代替物をチェックする(4.1)か、作成者に対して確認を求める (3.1) ことは、優先度1の要件です。
  • ナビゲーション・バーにあるリンクをグループ化することは、WCAG 1.0における優先度3の要件です。したがって、オーサリング・ツールが、マークアップ内でナビゲーション機構としてグループ化されていないリンクの集まりをチェックする(4.1) か、作成者に対して確認を求める(3.2)ことは、優先度3の要件に過ぎません。

この文書のチェックポイントが、WCAG 1.0[WCAG10]のみを参照している場合、適用されるのは、オーサリング・ツールによってサポートされるか、自動的に生成されるコンテンツを参照するWCAG 1.0のチェックポイントのみです。適用されるWCAG 1.0のチェックポイントには、(作成者による関与なしに)自動的に満たされるものと、ツールからのプロンプトや文書といった形で人間による判断やサポートが必要なものがあります。同じチェックポイントでも、それを満たす方法がツールによって異なる場合があります。

各チェックポイントの優先度は、作成者がオーサリング・ツールの適格なユーザーであり(専門家である必要はない)、作成者がアクセシビリティに関する知識をほとんどまたはまったく持っていないという仮定に基づいて選択されています。たとえば、作成者はこの文書をすべて読んでいなくても、必要に応じて文書を参照する方法を知っていることが求められます。

1.3 本指針への適合性

このセクションでは、オーサリング・ツールがこの文書に適合していることを有効に宣言する方法について説明します。誰でも宣言を行うことができます(例、ベンダーが自分の製品について、サードパーティが扱う製品について、ジャーナリストがある製品についてなど)。宣言は任意の場所に公開できます(例、Web上や製品の文書内)。

宣言者は、その宣言および適合性アイコンの使用に関する全責任を負います。宣言の主体(すなわち、ソフトウェア)が宣言の日付後に変更された場合、宣言者は宣言を更新しなければなりません。宣言者は、入手可能な最新の指針に適合することが奨励されます。

適合性アイコンについて詳しくは、Web上に説明されています([CONFORMANCE]を参照)。

適合性レベル

適合性の宣言では、どの適合性レベルを満たしているかを示さなければなりません。

注意: 適合性レベルは、音声にレンダリングしたときにも理解できるように完全なつづりを記述します(例、"AA"ではなく"Double-A")。

正しい形式の適合性宣言

正しい形式の適合性宣言は、次の情報を含んでいなければなりません。

  1. 指針のタイトル/バージョン:「Authoring Tool Accessibility Guidelines 1.0(オーサリング・ツールのアクセシビリティの指針1.0)」
  2. 指針のURI: http://www.w3.org/TR/2000/REC-ATAG10-20000203;
  3. 満たされる適合性レベル("A"、"Double-A"、または"Triple-A")
  4. 宣言が取り扱うソフトウェアのバージョン番号とオペレーティング・システム。また、アップグレードまたはプラグインが必要かどうか
  5. 宣言の日付
  6. 適用されないと考えられる適合レベルのチェックポイント。この情報を示すには、チェックリスト[ATAG10-CHECKLIST]使用します。

この情報は、テキストまたはメタデータ・マークアップ(例、WAI適合性宣言のために設計されたResource Description Framework (RDF) [RDF10]およびRDFスキーマを使用)の形で提供することができます。宣言の全内容は、『Web Content Accessibility Guidelines 1.0(Webコンテンツ・アクセシビリティに関する指針1.0)』[WCAG10]に従ってアクセス可能でなければなりません。

宣言をHTMLで表現した例を次に示します。

MyOperatingSystem の MyAuthoringTool バージョン 2.3 は、W3Cの「オーサリング・ツールのアクセシビリティの指針1.0」 (http://www.w3.org/TR/2000/REC-ATAG10-20000203) レベル "Double-A" に適合しました。この宣言の詳細は、 http://somewhere.com/details から入手可能です。

宣言の有効性

次の場合、適合性宣言は与えられた適合性レベルに関して有効です。

  1. 宣言が正しい形式である。
  2. オーサリング・ツールが、そのレベルに関するすべてのチェックポイントを満足している。

宣言者(または関連する保証人)は、宣言の有効性に責任を負います。この文書の発行時点において、W3Cは保証人としての活動は行っていませんが、将来そのような活動を行ったり、保証人に関する勧告を確立する可能性はあります。

宣言が有効ではないことが証明された場合、宣言者はその宣言を修正または撤回することが求められます。宣言を完全に自動的に有効と認めることは、現時点では不可能であることに注意してください。

適合性アイコン

適合性宣言の一部として、Webサイト上、製品パッケージング上、文書内、その他で適合性アイコンを使用することができます。各適合性アイコン(適切な適合性レベルに合わせて選択される)は、そのアイコンに関するW3Cの説明とリンクしなければなりません。適合性アイコンの表示は、W3Cがその宣言をレビューしたり、有効と認めたことを暗示するものではありません。アイコンは、正しい形式の宣言を伴っていなければなりません。

2. 指針

指針1. アクセス可能なオーサリング実施をサポートする

ツールが自動的にマークアップを生成する場合、多くの作成者は、特別な努力を払って最終コンテンツをレビューし、手作業で適切な修正を加える場合を除き、最終コンテンツのアクセシビリティ状況に気を使うことはありません。多くの作成者はアクセシビリティに関して不慣れなので、オーサリング・ツールがアクセス可能なマークアップを自動生成し、必要に応じて、アクセス可能なコンテンツを作成するために作成者をガイドします。

多くのアプリケーションは、他の形式(例、Rich Text Format)の文書をHTMLなどのWebを対象としたマークアップ形式に変換する機能を持っています。効率的な編集や操作を容易にするために、マークアップの変更も可能です。これらのプロセスにおいて、特にツールにおいてマークアップの変更が作成者からは見えないような場合、アクセス不可能なマークアップが生成されたり、アクセシビリティ・コンテンツが取り除かれたりしないことが重要です。

チェックポイント:

1.1 作成者がアクセス可能なコンテンツを、ツールによりサポートされるマークアップ言語で作成できるようにする。[優先度 1]
チェックポイント1.1に関する技法
1.2 ツールは、オーサリング、変形変換の際にすべてのアクセシビリティ情報を保存する。 [優先度 1]
チェックポイント1.2に関する技法
1.3 ツールがマークアップを自動的に生成する際は、W3Cの『Web Content Accessibility Guidelines 1.0(Webコンテンツ・アクセシビリティに関する指針1.0)』[WCAG10]に準拠する。[相対的 優先度]
チェックポイント1.3に関する技法
1.4 ツールが提供するテンプレートは『Web Content Accessibility Guidelines 1.0(Webコンテンツ・アクセシビリティに関する指針1.0)』[WCAG10]に準拠する。[相対的 優先度]
チェックポイント1.4に関する技法

指針2. 標準マークアップを生成する

標準に適合することによって、障害を持つユーザーのニーズに対応した特殊なユーザー・エージェントの作成を容易にすることにより、相互接続性とアクセシビリティを促進します。特にブラウザやマルチメディア・プレーヤで使われる多くの支援技術は、有効なマークアップを使用するWeb文書へのアクセスの提供を可能にするだけです。したがって、有効なマークアップは、オーサリング・ツールのアクセシビリティという観点から不可欠です。

適用可能なW3C勧告がある場合、それを使用します。勧告は、アクセシビリティと相互接続性を保証するためにレビューされています。適用可能なW3C勧告がない場合、アクセシビリティを可能にする公開された標準を使用します。

チェックポイント:

2.1 W3C勧告の最新バージョンが入手可能で、作業にとって適切な場合、それを使用する。[優先度 2]
W3C仕様は、アクセシビリティが犠牲にならないような、そして可能な場合はアクセシビリティを強化するような特別なレビューを受けています。
チェックポイント2.1に関する技法
2.2 ツールが有効なマークアップを自動的に生成することを保証する。[優先度 1]
これは、ユーザー・エージェントがWebコンテンツを特定のユーザーのニーズに適切な方法でレンダリングするために必要です。
チェックポイント2.2に関する技法
2.3 ツールが作成したマークアップがW3C仕様に適合しない場合、そのことを作成者に知らせる[優先度 3]
チェックポイント2.3に関する技法

指針3. アクセス可能なコンテンツの作成をサポートする

正しい構造の情報と等価な代替情報は、作成者の創造性を制約することなく、ユーザーのニーズにとって最適な方法による情報の表現を可能にし、アクセス可能な設計のかなめとなります。イメージのテキスト代替物やビデオの聴覚的説明など、等価情報の作成はWeb設計の最も難しい側面の1つですが、オーサリング・ツールの開発者は、この目的のためのメカニズムを容易にし、自動化を試みるべきです。たとえば、テキスト等価物キャプション聴覚的説明などの等価な代替情報を適切なタイミングで挿入するためのプロンプトを提供すると作成者の負担を大幅に軽減できます。このような情報を機械的に判断し、作成者の選択肢(例、自動生成ナビゲーション・バー内の機能アイコン、辞書による頭字語の展開)として提供できる場合、ツールは作成者を支援することができます。同時にツールは、このような情報に対するニーズや各インスタンスでこのような情報が適切に使用されるための作成者の役割を強化することもできます。

チェックポイント:

3.1 等価な代替情報(例、ビデオのキャプション聴覚的説明対照テキスト・トランスクリプト)を挿入するためのプロンプトを作成者に提供する。[相対的 優先度]
注意: 『Web Content Accessibility Guidelines 1.0(Webコンテンツ・アクセシビリティに関する指針1.0)』[WCAG10]の一部の指針は適用されません。
チェックポイント3.1に関する技法
3.2 作成者による構造化されたコンテンツの作成および情報と表現の分離を支援する。[相対的 優先度]
注意: 『Web Content Accessibility Guidelines 1.0(Webコンテンツ・アクセシビリティに関する指針1.0)』[WCAG10]の一部の指針は適用されません。
チェックポイント3.2に関する技法
3.3 パッケージ済みコンテンツの『Web Content Accessibility Guidelines 1.0(Webコンテンツ・アクセシビリティに関する指針1.0)』[WCAG10]への適合性を保証する。[相対的 優先度]
たとえば、パッケージ済み映画にキャプション聴覚的説明対照テキスト・トランスクリプトを挿入します。チェックポイント3.4も参照してください。.
チェックポイント3.3に関する技法
3.4 等価代替物を自動的に生成しない。前にオーサリングされた代替物の再利用は、作成者が機能に確信を持っている場合を除き、作成者による確認なしには行わない。[優先度 1]
たとえば、イメージのテキスト等価物に関するプロンプトを作成者に提供します。作成者が、別の文書で同じイメージに対してあるテキスト等価物をすでに使用している場合、そのテキストの再利用を提案し、作成者に確認を求めます。ツールが「検索」アイコンを自動的に作成する場合、前にオーサリングされたそのアイコンに等価なテキストを自動的に再利用するのが適切でしょう。チェックポイント3.3およびチェックポイント3.5も参照してください。

注意: オブジェクトに対して人間がオーサリングした等価代替物が利用可能な場合があります(例、チェックポイント3.5またはチェックポイント3.3、もしくはその両方により)。ツールが作成者にこれらをデフォルトで提供するのが適切です。

チェックポイント3.4に関する技法
3.5 マルチメディア・オブジェクトに対する代替等価物を管理、編集、再利用するための機能を提供する。[優先度 3]
注意: これらの代替等価物は、ツールといっしょにパッケージングしたり、作成者が記述したり、Webから取り込むことなどができます。
チェックポイント3.5に関する技法

指針4. アクセス不可能なコンテンツをチェックおよび修正するための方法を提供する

多くのオーサリング・ツールでは、作成者が基礎となるマークアップに関する知識をほとんどまたはまったく持っていなくても文書を作成できます。アクセシビリティを保証するために、オーサリング・ツールは、マークアップ自身が作者に対して表示されない場合も、アクセス不可能なマークアップの識別と修正が(できれば自動的に)可能なように設計されていなければなりません。

アクセス可能なWebコンテンツを作成するためのオーサリング・ツールによるサポートでは、各種のオーサリング・スタイルを考慮すべきです。通常の作業パターンをサポートするためにツールのアクセシビリティ機能を構成できる作成者は、アクセス可能なオーサリング実施を受け入れるでしょう(指針5を参照)。たとえば、アクセシビリティ問題が起こるたびに、警告をしてほしいと思う作成者がいる一方で、編集セッションの終わりにチェックを実行したいと思う作成者もいます。これは、コード修正のためのチェックを編集時に行うか、コンパイル時に行うかをユーザーが決めることができるプログラミング環境と似ています。

注意: マークアップの妥当性は、コンテンツのアクセシビリティをチェックという観点から不可欠です。

チェックポイント:

4.1 アクセシビリティ問題チェックし、作成者に知らせる[相対的 優先度]
注意: アクセシビリティ問題は、可能な場合は自動検出するべきです。それが不可能な場合、作成者が判断したり、特定の問題を手作業でチェックするためのプロンプトを提供する必要があります。
チェックポイント4.1に関する技法
4.2 作成者によるアクセシビリティ問題を支援する。[相対的 優先度]
少なくとも、チェックポイント4.1で必要とされるアクセシビリティ・チェックに関する文脈対応型のヘルプを提供します。
チェックポイント4.2に関する技法
4.3 ツールが認識しないマークアップを作成者が保存できるようにする。[優先度 2]
注意: アクセシビリティを強化し、ツールによって認識されないようなマークアップを作成者がインクルードまたはインポートしている場合があります。
チェックポイント4.3に関する技法
4.4 文書のアクセシビリティ状況の要約を作成者に提供する。[優先度 3]
チェックポイント4.4に関する技法
4.5 構造を構造化マークアップに組み込むために誤用されたプレゼンテーション・マークアップを変換したり、スタイルに使用されるプレゼンテーション・マークアップをスタイル・シートに変換できるようにする。[優先度 3]
チェックポイント4.5に関する技法

指針5. アクセシビリティ・ソリューションを全体的「ルック&フィール」に統合化する

適切な統合化なしに、既存のソフトウェア・ツールに新機能を追加した場合、不統一が生ずるのは明らかです。カラー・スキーム、フォント、対話スタイルの差異、そしてイベント・ソフトウェアの安定性でさえも、新機能を受け入れる作成者に影響を与えます。また、同じ作業を実行するのに複数の方法がある場合、どの方法が目立つかが作成者の選択に影響を与えます。したがって、オーサリング・ツールを自然なプロセスで使用して、アクセス可能なコンテンツを作成できることが重要です。

チェックポイント:

5.1 アクセス可能なオーサリング実施に関する機能が、ツール全体のルック&フィールに自然に統合化されるようにする。[優先度 2]
チェックポイント5.1に関する技法
5.2 『Web Content Accessibility Guidelines 1.0(Webコンテンツ・アクセシビリティに関する指針1.0)』[WCAG10]にある優先度1のチェックポイントをサポートするアクセス可能なオーサリング実施が、作成者によって最も明確で、簡単に実行できる選択肢であるようにする。[優先度 2]
チェックポイント5.2に関する技法

指針6. ヘルプと文書におけるアクセシビリティを促進する

Web作成者は、Webコンテンツを作成する場合に生ずるアクセシビリティ問題について詳しく知っているとは限りません。したがって、ヘルプや文書では、アクセシビリティ問題について説明し、解決方法を例とともに示すべきです。

チェックポイント:

6.1 アクセス可能なコンテンツの作成を促進するすべての機能を文書化する。[優先度 1]
チェックポイント6.1に関する技法
6.2 アクセス可能なコンテンツの作成が、例を含む文書の一部として自然に統合化されるようにする。[優先度 2]
チェックポイント6.2に関する技法
6.3 アクセス可能なコンテンツの作成を促進するツールの全機能について、専用のセクションを設けて文書化する。[優先度 3]
チェックポイント6.3に関する技法

指針7. 障害を持つ作成者によるオーサリング・ツールのアクセシビリティを保証する

オーサリング・ツールは、標準ユーザー・インターフェース要素を持つソフトウェア・プログラムであるため、関連するユーザー・インターフェース・アクセシビリティ指針に従って設計されていなければなりません。カスタム・インターフェース構成要素を作成する場合、支援技術が利用できるように、関連するプラットフォームに関する標準アクセス・メカニズムを通じてアクセス可能であることが不可欠です。

加えて、Webオーサリング・ツールには、インターフェース設計上固有の注意点があります。たとえば、作成者は編集(編集ビュー内)においてあるスタイル設定を使用し、発行には別のスタイルを使用することが可能でなければなりません。視力の弱い作成者は、編集の際は大きなテキストが必要ですが、発行はデフォルトのより小さなテキスト・サイズで行うのがよいでしょう。編集ビューのスタイル設定は、発行される文書のマークアップに影響を与えてはなりません。

作成者は、障害の有無に関係なく、編集中に文書内を効率的にナビゲートできなければなりません。スクリーン・リーダー、リフレッシュ可能な点字ディスプレイ、画面拡大鏡を使用する作成者は、文書の構造を伝え、文書内を移動する際の道しるべとなるグラフィカル効果をある程度利用できます。マウスを使用できない作成者(身体的障害を持つ人々や目の不自由な人々)は、より効率的なナビゲーション方法が利用できない場合、求めるコンテンツにアクセスするために、一度に1ステップずつのゆっくりした手間のかかる方法で文書内を移動しなければなりません。このためオーサリング・ツールは、全体構造の感覚を表し、構造化されたナビゲーションを可能にするような編集ビューを提供するべきです。

注意: 文書、ヘルプ、ファイル、インストールは、ソフトウェアの一部であり、アクセス可能な形で提供する必要があります。

チェックポイント:

7.1 適用可能なあらゆるオペレーティング・システムおよびアクセシビリティ標準と規定を使用する。(アクセシビリティにとって不可欠な標準と基準については優先度1。アクセシビリティにとって重要なものについては優先度2。アクセシビリティにとって有益なものについては優先度3)
このチェックポイントの技法は、複数のプラットフォームに関するチェックリストと指針およびアクセス可能なアプリケーションに関する一般指針への参照を含んでいます。
チェックポイント7.1に関する技法
7.2 作成者が、文書のマークアップに影響を与えることなく、編集ビューの中で表現を変更できるようにする。[優先度 1]
これにより作成者は、発行時の文書のレンダリング方法を変えることなく、個人の要件に従って文書を編集できます。
チェックポイント7.2に関する技法
7.3 作成者がそれぞれの要素とオブジェクトのすべてのプロパティをアクセス可能な方法で編集できるようにする。[優先度 1]
チェックポイント7.3に関する技法
7.4 編集ビューでは、文書の構造を通じてアクセス可能な方法でナビゲーションができるようにする。[優先度 1]
チェックポイント7.4に関する技法
7.5 文書の構造がアクセス可能な方法で編集できるようにする。[優先度 2]
チェックポイント7.5に関する技法
7.6 作成者が編集ビュー内を検索できるようにする。[優先度 2]
チェックポイント7.6に関する技法

3. 用語と定義

アクセシビリティ (またはアクセス可能)
この指針における「アクセス可能なWebコンテンツ」と「アクセス可能なオーサリング・ツール」は、コンテンツやツールが、障害の有無に関係なく、あらゆる人々によって使用できることを意味します。
オーサリング・ツールの設計に関連したアクセシビリティ問題を理解するには、それぞれの作成者がまったく異なる状況でコンテンツを作成していることを考えてみてください。
アクセス可能な設計は、これら各種のオーサリング・シナリオにいる人々にとって、そして身体的障害がなくても、同様のニーズを持つ多数の人々にとって有益です。たとえば、騒音の大きな環境で働いている人の場合、オーディオ情報に代わる表現が必要です。また、目をほかのことに集中させながら働いている人の場合、見ることができない情報のオーディオ代替物が必要です。小型モバイル・デバイス(画面が小さく、キーボードやマウスがない)のユーザーは、障害を持つユーザーと同じような機能的ニーズを持っています。
アクセシビリティ情報
「アクセシビリティ情報」は、文書のアクセシビリティを改善するために使用される情報やマークアップを含んだコンテンツです。アクセシビリティ情報は、等価な代替情報を含んでいますが、それには限定されません。
アクセシビリティ問題 (またはアクセス不可能なマークアップ)
障害を持つ人々は、アクセス不可能なWebコンテンツまたはオーサリング・ツールを利用できません。『Web Content Accessibility Guidelines 1.0(Webコンテンツ・アクセシビリティに関する指針1.0)』[WCAG10]では、アクセス可能なWebコンテンツの作成方法について説明しています。
アクセス可能なオーサリング実施
「アクセス可能なオーサリング実施」は、Webコンテンツのアクセシビリティを改善します。作成者とツールの両方が、アクセス可能なオーサリング実施に関わっています。たとえば、作成者はわかりやすく記述し、コンテンツを構造化し、ナビゲーション支援を提供します。ツールは有効なマークアップを自動的に生成し、作成者による適切な等価代替物の提供と管理を支援します。
警告
「警告」は、あるイベントまたは状態に作成者の注意を向けます。作成者からの応答が必要な場合があります。
代替情報 (または等価情報)
2つコンテンツがユーザーに提示された際に基本的に同じ機能または目的を果たす場合、両社は「等価」です。等価な代替物は、特定のタイプのコンテンツ(例、ビデオ、イメージ、オーディオなど)は、すべてのユーザーによってアクセス可能ではないので、アクセス可能なオーサリング実施において重要な役割を持っています。作成者は、非テキスト・コンテンツに対するテキスト等価物を提供することが推奨されます。これは、テキストが、視覚的障害または学習障害を持つ人の場合、合成音声としてレンダリングでき、目の不自由な人々の場合、点字としてレンダリングでき、耳の不自由な人々や障害を持たない人々の場合、グラフィカル・テキストとしてレンダリングできるからです。等価代替物について詳しくは、『Web Content Accessibility Guidelines 1.0(Webコンテンツ・アクセシビリティに関する指針1.0)』[WCAG10]を参照してください。
属性
この文書では、「属性」という用語をSGMLやXML([XML])の場合と同様の意味で使用しています。要素タイプは、任意の数の属性を持つものとして定義でいます。いくつかの属性(例、HTMLの"alt""title""longdesc"属性)は、コンテンツのアクセシビリティにとって不可欠です。
聴覚的説明
「聴覚的説明」は、ビデオの行動、ボディ・ランゲージ、グラフィックス、場面変更に関する情報を提供します。聴覚的説明は、主に目の不自由な人々や視力の弱い人々によって使用されますが、Web上の狭帯域幅の等価物としても使用できます。聴覚的説明は、録音された人間の声または合成音声(録音または動的生成)のいずれかです。聴覚的説明は、ビデオ表現のオーディオ・トラックと同期していなければならず、通常はオーディオ・トラックの自然なポーズ中に行われます。
オーサリング・ツール
「オーサリング・ツール」は、Web上で発行するコンテンツの作成に使用される任意のソフトウェアです。オーサリング・ツールには、次のものがあります。
キャプション
「キャプション」は、動画音声の基本的なテキスト等価物です。キャプションは、動画(またはその他のビデオ表現)の聴覚トラックのテキスト・トランスクリプトから構成され、ビデオ・トラックや聴覚トラックと同期しています。一般的にキャプションは、グラフィカルにレンダリングされ、耳の不自由な人々、耳の聞こえにくい人々、オーディオを聴くことができない人々にとって有益です。
変換ツール
「変換ツール」は、ある形式を別の形式(マークアップ言語)に変形するためのアプリケーションまたはアプリケーション機能(例、「HTMLで保存」)です。
チェックする
チェックポイント4.1で使用されているように、「チェックする」は、次の3種類のチェックを表します。
  1. オーサリング・ツールがアクセシビリティ問題を自動的にチェックできる場合。たとえば、妥当性のチェック(チェックポイント2.2)やイメージがリンクの唯一のコンテンツかどうかのテスト。
  2. ツールが問題の存在を「疑う」または「推測する」ことのみが可能で、作成者による確認が必要な場合。たとえば、読む順序を変えてはならない場合、ツールはページの直線化バージョンを作成者に示すことができます。
  3. ツールがほとんどの作業を作成者に任せ、作成者によるチェックを求めなければならない場合。たとえば、マルチメディアに対する等価代替物が適切かを作成者に検証してもらう場合があります。これは、最低限満足すべき標準です。アクセシビリティの検証が自動的に行えない場合、作成者による検証を促進するには、広範囲のプロンプトより、細かなプロンプトの方が効果的です。
文書
「文書」は、マークアップ言語(例、HTML 4またはXMLアプリケーション)により定義された要素の並びです。
編集ビュー
「編集ビュー」は、オーサリング・ツールが提供する編集のためのビューです。
要素
「要素」は、文字、語、イメージ、パラグラフ、スプレッドシートのセルなど、文書内の任意の識別可能なオブジェクトです。[HTML4][XML]の場合、要素は一組のタグとその内容か、「空」のタグ(閉じるタグまたは内容が必要ないもの)を表します。
知らせる
「知らせる」とは、警告プロンプト、サウンド、明滅(フラッシュ)、その他の手段により、あるイベントまたは状況を作成者に気づかせることです。
マークアップ言語
A作成者は、HTML [HTML4]、SVG [SVG]、MathML [MATHML]などの「マークアップ言語」を使って、情報をエンコードします。
プレゼンテーション・マークアップ
「プレゼンテーション・マークアップ」は、求める表現またはコンテンツのレイアウトに関する情報をエンコードするためのマークアップ言語です。たとえば、カスケーディング・スタイル・シート([CSS1][CSS2])は、フォント、色、聴覚的レンダリング、グラフィカルな位置付けの制御に使用できます。構造を表すために、プレゼンテーション・マークアップを構造化マークアップのかわりに使用するべきではありません。たとえば、リストはHTMLで適切なリスト・マークアップを使ってマークアップしてから、CSSを使ってスタイル(例、スペース、黒丸、番号付けなどの制御)を設定します。他のCSSやHTMLを誤った方法で使用し、コンテンツをグラフィカルにレイアウトすることは避けるべきです。
プロンプト
「プロンプト」は、作成者による情報または意思決定の入力を要求します。プロンプトは、作成者の応答を求めます。たとえば、イメージ挿入ダイアログに目立つように表示されたテキスト等価入力フィールドは、プロンプトを構成しています。プロンプトは、コンテンツをアクセス可能にするために必要な情報(代替テキスト等価物など)の提供を作成者に推奨するのに使用することができます。
プロパティ
「プロパティ」は、構造化情報(例、リストの項目番号7、プレーン・テキスト)や表現情報(例、ボールドでマーク・アップする、フォントサイズは14)など、要素に関する情報です。XMLとHTMLの場合、要素のプロパティには、要素のタイプ(IMGまたはDL)、属性の値、スタイル・シートによって関連付けられる情報などがあります。データベースの場合、個々の要素のプロパティには、エントリの値、エントリに受け入れ可能なデータ・タイプなどがあります。
構造化マークアップ
「構造化マークアップ」は、コンテンツの要素の構造的役割に関する情報をエンコードするマークアップ言語です。たとえば、ヘッダー、セクション、リストのメンバー、複雑な図の構成要素は、構造化マークアップを使って識別できます。構造化マークアップを表現やレイアウトの制御に使用するのは誤りです。たとえば、HTML [HTML4]BLOCKQUOTE要素を使って、インデントと同じレイアウトを視覚的に実現するべきではありません。構造化マークアップは、コンテンツの要素の役割を伝えるのに使用し、表現やレイアウトの制御には、プレゼンテーション・マークアップを使用するのが正しい使い方です。
トランスクリプト
「トランスクリプト」は、オーディオ・クリップまたはマルチメディア表現の聴覚トラックにあるサウンドのテキスト表現です。ビデオの「対照テキスト・トランスクリプト」は、キャプション・テキストをビデオ情報のテキスト解説(視覚トラックの行動、ボディ・ランゲージ、グラフィックス、場面変更)と結合(対照)します。対照テキスト・トランスクリプトは、耳と目が不自由で、点字を使って動画やその他のコンテンツにアクセスする人々にとって不可欠です。
変形
「変形」は、個別のルール・セットに従って、文書またはオブジェクトを別の等価なオブジェクトに変更するプロセスです。これには、変換ツール、オリジナル文書に関するDTD定義を別のDTDに変更するためのソフトウェア、リストのマークアップをテーブルに変換する機能などがあります。
ユーザー・エージェント
「ユーザー・エージェント」は、Webコンテンツを検索およびレンダリングするソフトウェアです。ユーザー・エージェントには、ブラウザ、特定のメディア・タイプに関するプラグイン、一部の支援技術が含まれます。
ビュー
オーサリング・ツールは、1つのコンテンツをさまざまな方法でレンダリングできます。そして、ぞれぞれのレンダリングを「ビュー」と呼びます。オーサリング・ツールには、複数の異なるビューを持つもの、一度に複数の文書を表示できるものがあります。たとえば、1番目のビューでは生のマークアップを表示し、2番目のビューでは構造化ツリー、3番目のビューでは、マークアップとレンダリングされたオブジェクト、最後のビューでは、特定のブラウザでレンダリングした場合に文書がどのように見えるかを示すことができます。一般にグラフィック環境で各ビューを区別するには、それぞれのビューを別のウィンドウに配置します。

4. 謝辞

レビューやコメントを通じてご協力いただいた次の方々に謝意を表します。 Jim Allan, Denis Anson, Kitch Barnicle, Kynn Bartlett, Harvey Bingham, Judy Brewer, Carl Brown, Dick Brown, Wendy Chisholm, Aaron Cohen, Rob Cumming, Daniel Dardailler, Mark Day, BK Delong, Martin D・st, Kelly Ford, Jamie Fox, Edna French, Sylvain Galineau, Al Gilman, Jon Gunderson, Eric Hansen, Phill Jenkins, Len Kasday, Brian Kelly, Marja-Riitta Koivunen, Sho Kuwamoto, Jaap van Lelieveld, Susan Lesch, William Loughborough, Greg Lowney, Karen McCall, Thierry Michel, Charles Oppermann, Dave Pawson, Dave Poehlman, Loretta Reid, Bruce Roberts, Chris Ridpath, Gregory Rosmaita, Bridie Saccocio, Janina Sajka, John Slatin, Jim Thatcher, Ir鈩e Vatton, Gregg Vanderheiden, Pawan Vora, Jason White, and Lauren Wood.

5. 参考資料

W3C仕様の最新バージョンについては、http://www.w3.org/TR にあるW3C 技術レポートのリストを参照してください。

[ATAG10-CHECKLIST]
この文書の付録には、すべてのチェックポイントが優先度順にリストされています。このチェックリストは表形式 (http://www.w3.org/TR/2000/REC-ATAG10-20000203/atag10-chktable) またはリスト形式 (http://www.w3.org/TR/2000/REC-ATAG10-20000203/atag10-chklist) で入手可能です。
[ATAG10-TECHS]
"Techniques for Authoring Tool Accessibility Guidelines 1.0," J. Treviranus, J. Richards, I. Jacobs, and C. McCathieNevile eds. 最新版は、http://www.w3.org/TR/ATAG10-TECHS から入手可能です。
[CONFORMANCE]
"Conformance icons for ATAG 1.0." ATAG 1.0 適合性アイコンの情報は、http://www.w3.org/WAI/ATAG10-Conformance から入手可能です。
[CSS1]
"CSS, level 1 Recommendation," B. Bos and H. Wium Lie, eds., 17 December 1996, revised 11 January 1999. この CSS1 勧告は、 http://www.w3.org/TR/1999/REC-CSS1-19990111 です。 CSS1 の最新版は、http://www.w3.org/TR/REC-CSS1 から入手可能です。 注意: CSS1 は、CSS2に取って代わられました。ツールは CSS2 カスケードを実装すべきです。
[CSS2]
"CSS, level 2 Recommendation," B. Bos, H. Wium Lie, C. Lilley, and I. Jacobs, eds., 12 May 1998. この CSS2 勧告は、 http://www.w3.org/TR/1998/REC-CSS2-19980512 です。 CSS2 の最新版は、http://www.w3.org/TR/REC-CSS2 から入手可能です。
[HTML4]
"HTML 4.01 Recommendation," D. Raggett, A. Le Hors, and I. Jacobs, eds., 24 December 1999. この HTML 4.01 勧告は、 http://www.w3.org/TR/1999/REC-html401-19991224 です。HTML 4 の最新版は、http://www.w3.org/TR/html4 から入手可能です。
[MATHML]
"Mathematical Markup Language," P. Ion and R. Miner, eds., 7 April 1998, revised 7 July 1999. この MathML 1.0 勧告は、 http://www.w3.org/TR/1998/REC-MathML-19990707 です。MathML 1.0 の最新版は、http://www.w3.org/TR/REC-MathML から入手可能です。
[RDF10]
"Resource Description Framework (RDF) Model and Syntax Specification," O. Lassila, R. Swick, eds. 1999年2月22日勧告は、http://www.w3.org/TR/1999/REC-rdf-syntax-19990222 です。RDF 1.0 の最新版は、http://www.w3.org/TR/REC-rdf-syntax から入手可能です。
[SVG]
"Scalable Vector Graphics (SVG) 1.0 Specification (Working Draft)," J. Ferraiolo, ed. SVG 仕様の最新版は、http://www.w3.org/TR/SVG から入手可能です。
[UAAG10-TECHS]
"Techniques for User Agent Accessibility Guidelines 1.0," J. Gunderson, and I. Jacobs, eds. 最新版の『Techniques for User Agent Accessibility Guidelines 1.0(ユーザー・エージェントのアクセシビリティに関する技法の指針1.0)』 は、http://www.w3.org/TR/UAAG10-TECHS/ から入手可能です。
[WCAG10]
"Web Content Accessibility Guidelines 1.0," W. Chisholm, G. Vanderheiden, and I. Jacobs, eds., 5 May 1999. この勧告は、http://www.w3.org/TR/1999/WAI-WEBCONTENT-19990505 です。 最新版の『Web Content Accessibility Guidelines 1.0"(Webコンテンツ・アクセシビリティに関する指針1.0)』は、http://www.w3.org/TR/WCAG10/ から入手可能です。
[WCAG10-TECHS]
"Techniques for Web Content Accessibility Guidelines 1.0," W. Chisholm, G. Vanderheiden, and I. Jacobs, eds. 最新版の『Techniques for Web Content Accessibility Guidelines 1.0(Webコンテンツ・アクセシビリティに関する技法の指針1.0)』は、http://www.w3.org/TR/WCAG10-TECHS/ から入手可能です。
[XML]
"The Extensible Markup Language (XML) 1.0," T. Bray, J. Paoli, C. M. Sperberg-McQueen, eds., 10 February 1998. この XML 1.0 勧告は、 http://www.w3.org/TR/1998/REC-xml-19980210 です。最新版の XML 仕様は、http://www.w3.org/TR/REC-xml から入手可能です。

レベルTriple-A適合アイコン、W3C-WAI『Web Content Accessibility Guidelines 1.0(Webコンテンツ・アクセシビリティに関する指針1.0)』